ESTINA ひとりごと

街並み

家の近所を娘と散歩しているといろんな庭に出会います。

古くからある団地で植栽も生い茂っていて、中には雰囲気のいいものもあります。

でも気になったこと。1つの通りに面している住宅からせり出している松やツゲやコニファーやソテツ。

ちょっと異様な光景でした。北のものと南のもの、和のものと洋のものが混ざっているからです。

それぞれのお宅には合っているですが・・。

ヨーロッパやアメリカなどではこんなことってないんだろうなぁ・・・。

(もちろんソテツや松も使いようで好きなのですが)

 

よく考えることは、市の協定とかでもっとデザインを限定すればいいのに・・・。ということ。

たとえば、看板は昔ながらの鉄製、壁は漆喰などの塗り壁、瓦をつかう、植栽は和のもの。

など・・・。極端な例ですが、そういう風に風土を大事にして統一された町は

それだけで価値があがるのでは??とおもっています。すくなくとも綺麗。

昔の街並みはそれができていたのに。(倉敷や京都・金沢の古い街並みなど)

調和を保って普通に暮らしていくことが 、結果、美しい街並みをつくっています。

 

生活も多様化した現代ではそうはいきません。

が各個人の趣味はインテリアや中庭で表現するのが面白いと思います。

外から見るとシンプルな白い壁と植栽なのに、中に入るとリゾート風だったり、南欧風だったり。

我々作り手も庭を作らせてもらう時、周りの景観を意識して創るということも大事ですね。

普通であることの大切さみたいなものにも興味があります。

広島の街も変わる時がくるのでしょうか・・・?